政府のコメ流通管理 その3(残留農薬検査)

すなわち政府買入価格より、政府売渡価格と流通業者経費を合わせたものが小さいという事態が出てくる。

これが末端逆ザヤである。

末端逆ザヤという現象が長期にわたって出ていた。

食糧不足の時代には、目的達成のために、これも仕方がないことだといえるかも知れないが、問題なのは、末端逆ザヤを含め、逆ザヤが1970年代に大きくなったことである。

その結果、食管コメ勘定の損失も非常に大きくなり、食管赤字が社会問題にもなった。

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このページは、-が2014年1月11日 00:16に書いたブログ記事です。

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