政府のコメ流通管理 その4(残留農薬検査)

食管コメ勘定の損失が、一番大きくなったのは、1979(昭和54)年の8916億円で、一般会計歳出の農林水産業費1.18兆円と比較すると、その大きさが理解できるであろう。

しかもこれは、単にその大きさが問題であるだけではない。

食糧が不足しているのであれば、食糧の安定的供給を実現するためにいくら大きな財政負担をしても、ある意味、あまり問題にならない。

しかし、コメは昭和30年代に入ると需給が緩和し、昭和40年代にはむしろ過剰基調になっていたのである。

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