マカオもポルトガルが後援して別個のガットメンバーになった。
台湾は韓国と比肩する貿易額をもっているが、ガット未加盟のため国際貿易交渉でいろいろの不自由を味わっている。
他方、ガットにおいても台湾の未加盟は、問題解決を不自由にすることがある。
台湾は1990年初頭、中国と相談なくガットに加入を申請した。
中国は、2つの中国をガットを介して認めさせようとする不法行為であるとして、これに激しく抗議した。
しかし、その後妥協が成立し、1992年9月の理事会で台湾がガット加入交渉を始めることが承認された。
台湾は先進地域としてガットに加入する旨を明らかにしている。