ここまで聞いただけで「ちょっと、ちょっと。本気でやる気なの。難しいことですよ」と念を押したくなる。
理解が難しいというより、本当に農水省はやる気なのですかと。
ところが、これが形の上では本気なのである。
少なくとも今のところは。
もちろん、霞が関流ではあるが。
本当にうまく機能するかどうかは、今後の課題であり、疑問である。
農水省は、政策評価を実施するため、大臣官房に企画評価課を設置し、担当の課とした。
そして、企画評価課は農政、林政、水産行政に関わる全主要施策を分野ごとに分類して、これらを評価対象の政策分野とし、その評価の様式を評価シートとして定めた。