1999年度の生産実績一八・七万トンをもとに10年後の2010年度に二五万トンの生産目標はもちろん、麦と同様、生産コストの削減と担い手農家への生産集約という目標も掲げている。
さて、2001年度の実績と、それに対する政策評価である。
2001年度の生産実績は驚くなかれ二七・一万トン。
五ヵ年計画どころか、2010年度の目標数量をも突破してしまった。
大成功といったところであり、喜ばしいことでもあるが、ここまで目標を越えてしまうと問題が起きる。
コメの減反奨励金という助成策による増産で、どこまで生産量を拡大すべきかという問題である。
残留農薬検査