民間の米取引 その3(残留農薬検査)

この年の調査では、日頃コメを購入する店はスーパーがトップで二八%、米穀専門店は一〇%にすぎない。

1995年に新しい食糧法が施行され、コメを扱える店の要件が大幅に緩和される以前には、消費者のコメ購入先の三分の一は米穀専門店だったことを考えると、流通段階での規制緩和も、コメを「普通の商品」にする手助けをし、コメの低価格志向を助長したのだろう。

どんなコメを購入しているかを同じ調査でみると、一つの産地品種一〇〇%の単品米を買う人がやや減り、ブレンド米を選ぶ人が急増している。

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このページは、-が2013年8月29日 00:23に書いたブログ記事です。

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