今後はこれらにも批判が強まることでしょう。
そこで浮かび上がってくるのが放射線照射です。
放射線で害虫やカビを殺したり発芽を防止する技術は、日本ではジャガイモの芽止めだけに認められています。
しかしアメリカでは、食肉の照射にまで利用されています。
韓国や中国も利用が進んでいます。
最近、日本でも輸入業者が、香辛料への放射線照射を認めてほしいと国に要請しています。
世界保健機関(WHO)は、食品の安全上問題ないといっていますが、危険を指摘する研究者もいます。
それだけに国民的合意がないまま、食品への放射線照射が全面的に行われることのないよう、公開の論議を進める必要があります。