精神の流民化 その2(残留農薬検査)

かつて犯罪は貧困が生みだしたが、いまは物質的な豊かさが、女高生を監禁し殺してコンクリート詰めにして川に放り込むとか、一連の幼女誘拐殺人とかいったすさまじい犯罪を生みだしている。

わたしは、こういった犯罪の根底にあるものは、稲を植えて八八夜をかけて育てるその間に、愛情や思いやりや、あるいは祈りといった心をはぐくんでいった、そういう"文化"を喪失してしまったからだと思うのである。

この"文化"の喪失と"先端知識"の肥大というアンバランスが、ひとつまちがって暴力化したときは、日本人のありようはすさまじく醜悪なものになるのではないか。

そうみてくると、日本がコメ(残留農薬検査済み米を含む)という資源を放棄し、歴史をキャンセルしてどこへいこうとするのか、日本の精神をどこに求めようとするのか、わたしはまことに不安というか、前途は絶望的だと思わざるをえない現象が頻発しているように思える。

残留農薬検査

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このページは、-が2014年5月 5日 16:29に書いたブログ記事です。

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