第三委員会、熱帯産品グループおよび国際貿易センターの設置 その1(残留農薬検査)

ガットは1957年に貿易問題の調査を・・一・ミラー教授を議長とする専門家グループに依頼した。

翌年に提出されたいわゆる『ハーバラー報告』は、先進国が農業保護を緩和すること、途上国の経済発展を助けるために先進国が市場を開放することなどを勧告した。

この報告に基づいて1958年に途上国貿易問題を審議する第三委員会が、工業品貿易を扱う第一委員会、農業品貿易を扱う第二委員会とともに設置された。

また1962年にはナイジェリアの提案で熱帯産品貿易特別グループが設置された。

以来、熱帯産品はガットにおいて独立した審議や交渉の対象となっている。

第三委員会の仕事の1つは、先進国が途上国の輸出産品に課している関税、輸入制限および特別内国税を調査することであった。

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このページは、-が2014年6月13日 16:06に書いたブログ記事です。

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