独自の品質検査体制確立 その2(残留農薬検査)

価格はあきたこまち一〇キロで七〇〇〇円超と、通常の一・五倍にもなるが、全国に延べ四〇万人の消費者会員を抱え、計画流通ルートとは別の市場を確立している。

その基礎は独自の品質検査にある。

同協会の試みは通販以外にも広がり始めている。

九七年からは全国に店舗展開するコンビニエンスストアのライスサンド向け米の供給を開始する。

同協会のコメは、大量消費ルートにも登場することになる。

九六年9月末、同協会がインターネットのプロバイダー事業に参入したことは周囲を驚かせた。

し、同協会は毎年9月下旬から10月中旬にかけて毎日、収穫された米の水分や整粒、未熟粒などの比率や食味値を検査して、会員ごとに分析データを渡す。

一項目でも基準値に達成しない場合は「即、来年からは採用しないと通達する」(涌井代表)という。

国の品質認定を受けない未検米だが、この検査により、高く買い取って販売する品質保証が確保される。

検査は九六年からさらに強化、民間のコメ販売業者として初めて残留農薬検査装置を導入し、自主検査を始めた。

コメのたんぱく質含有量も調査し、食味を一層向上させようとしている。

残留農薬検査

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このページは、-が2014年10月20日 09:55に書いたブログ記事です。

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