マクドナルドの「超」調達法 その1(残留農薬検査)

肉の部位や産地にこだわると仕入れ価格は跳ね上がる。

同社は懸命にコストを抑制しようと努めたが、それでも食材原価率は一〇ポイント以上アップした。

ただ、低迷が続いていた同社の月間売上高(既存店べース)はチルド肉導入後、やや回復した。

「パソコンをたたくだけで、どの国からどの食材を輸入するといくらになるかが瞬時にわかります」。

日本マクドナルドの食材仕入れ部隊である購買本部の幹部社員は自信たっぷりに机上のディスプレーを指さした。

画面には世界のマクドナルドにフライドポテトを供給する企業名、国名がずらりと並ぶ。

キーボードを操作すると、画面には現地価格、関税、輸送費のランキングが数秒で現れた。

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このページは、-が2014年10月27日 16:52に書いたブログ記事です。

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