この戦略は成功し、マクドナルドは外食産業の最大手となった。
ライバル会社も、これを真似て同様の戦略を展開している。
2001年9月のBSE騒ぎで、マクドナルドに一時ほどの勢いはないが、それでもマクドナルド戦略は揺らいでいない。
そこで問題は、コメ消費拡大にとって一大障害となっているマクドナルドの販売戦略を農水省は指をくわえて見ているしかないという事情である。
それがグローバル経済のルールであり、自由貿易の促進である。
農水省が政府の金を使ってコメ消費拡大のキャンペーンを展開しているが、それと対抗するかのようにマクドナルドもハンバーガーの宣伝を行っている。