「ありがたか農薬ば、何で目のカタキにするとか」という久富さんだが、使用する時はやはり、使用基準をきちんと守り、安全使用を心がけている。
「腕をまくり上げて、マスクもせんでまいて、終わったらすぐに酒を飲んでるようなバカモンもいる。
そんなのをみるとあきれてモノも言えん」
もう一つ、農薬のメリットを、「経営的にみて素人でも分かるように」例をあげてくれた。
「除草剤には本当に世話になっている。
これがなきゃ、ウチのモンだけじゃ全部の田んぼに手がまわりません。
昔は、草刈り機の音がよう聞こえたけど、今は使う人はいない。
作業が楽だし、時間も省けるのが除草剤です」