何を食べるか。
それは消費者の好みにかかわる事である。
自ずと政府の介入には限界がある。
たとえば、日本マクドナルドという会社がある。
この会社は米国産の牛肉を食材にしたハンバーガーを主なメニューとする日本最大の外食産業の会社だ。
その販売戦略は明快である。
人間の食習慣は子供の時に形成され、それがいったんできあがると成人後もなかなか修正しない。
おおげさに言えば一生、その食習慣が付いて回るという理論に立ち、ハンバーガーの売り込み対象を子供に置いている。
次々と子供のハンバーガー好きを獲得して行けば、大人になっても食べる習慣が根付いているので、年月を経るごとにハンバーガーの需要は拡大し、マクドナルドの売上は増え続ける。
そう睨んでいる。
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