2018年4月アーカイブ

全く新しい化合物、それほど新しくない化合物など、とにかく候補化合物ができると、まず、マウスを使ってごく初歩的な急性毒性の試験を行う。

何しろ未知のものだから、ひょっとしたらとんでもない猛毒物質かもしれない。

これから研究を進める上で、研究者に危険がないかどうかをチェックするのである。

もっとも、「研究に携っている者は専門家ですから、構造式をみれば、急性毒性が強そうだという程度なら化合物の大まかな特徴は見当がつきます」と日本曹達研究開発の方が説明してくれた。

さて、新しい化合物ができたら、今度は、これを薬効スクリーニングでふるいにかける。

どういう効果があるかを、実際に雑草や害虫を使って調べるわけだ。

残留農薬検査

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