2018年12月アーカイブ

日本農薬学会の副会長で、農薬研究者として世界的にも著名な、住友化学工業宝塚総合研究所長の○○さんに登場してもらおう。

最近の農薬は安全だと言いますが、昔、DDTを使っていた時にもきっとそう言っていたのではないでしょうか。

もし変わってきたのなら、それはいつごろからですか。

「農薬は安全だとは言いません。毒です。砂糖も塩も、みんな毒であって、100%安全なものなんてありません。

DDTが防疫薬剤や農薬として使われ始めたのは、1940年代からです。

その当時、環境科学という学問があったか、あるいは、今日言われているような慢性毒性ということがどれだけわかっていたか。

哺乳動物の体内で化合物がどういう挙動をとるかという、代謝研究なんてものはそもそもなかった。

そういう"ないない尽くし"だったんです。」




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