安全性研究所の設備紹介(残留農薬検査)

大阪市春日出に、1988年に完成した〇〇化学の安全性研究所は、実験が終ったら、入口に戻らず、ダーティー廊下という所を通って外に出る。

つまり、人でもモノでも、きれいな所からきたない(ホントに汚れているわけではないが、汚れたとみなされる)方に向って、一方通行になっているわけだ。

動物飼育室は1階から7階まで、全フロアーの半分くらいを占めていて、1階には実験機器などの洗浄、殺菌室もある。

これら全部が、この「バリヤーシステム」を採用していて、一度入ったら絶対に逆戻りできない仕組みだ。

エレベーターも、クリーン用(CEV)とダーティー用(DEV)を使い分けている。

温度、湿度、日照(人工光)時間などはもとより、給餌、栄養コントロールなども万全であり、ストレスを起さないような工夫も施されているから、病気にかかるようなことはまずない。



残留農薬検査

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このページは、-が2018年8月 5日 09:47に書いたブログ記事です。

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